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  • 送料無料■【NVA-FV1】 SONY FM VICS/ワンセグアンテナ カーナビ 対応機種:NV-U75V/U75

    送料無料■【NVA-FV1】 SONY FM VICS/ワンセグアンテナ カーナビ 対応機種:NV-U75V/U75

    ■ SONY(ソニー) ■  【NVA-FV1】 SONY FM VICS/ワンセグアンテナ カーナビ 対応機種:NV-U75V/U75  「nav-u」用のFM VICS/ワンセグアンテナ ◆ 主な特長・仕様 ◆●FM VICSの渋滞情報受信機能を追加。ワンセグアンテナも兼用*ワンセグアンテナが兼用できるのは、NV-U75Vのみですキット内容 FM VICSユニット、FM/ワンセグアンテナ、アンテナケーブル、ワンセグ接続ケーブル(長)(約630mm)、 ワンセグ接続ケーブル(短)(約140mm)、コードクランパー、クリーニングクロス、粘着シート、 粘着シート用保護シート、取付シート* 対応機種:NV-U75V/U75(注!)離島や郡部など、別途中継料などがかかる地域への発送の場合は、別途追加料金が必要になります。よろしくお願い申し上げます。

    開始価格

    14,400円

    現在価格

    14,400円

    入札可能価格

    14,400円

    終了日時

    9/01 20:53

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    1分以内

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カーナビ 送料無料■【NVA-FV1】 SONY FM VICS/ワンセグアンテナ カーナビ 対応機種:NV-U75V/U75に関する旅行記

LONDON☆TRAVEL ~No.1 長いフライトを終え、...

2010/09/07 01:09:57

旅友でもある親友との旅行も6年目。

今回は念願の~イギリス・ロンドン~5泊7日の旅。

7日間じゃ全然足りない魅力たくさんの街でした!



【TRAVEL SCHEDULE】

【1日目】

 夕方着後、オックスフォードストリート散策


【2日目】

 午前は半日観光(ビッグベン、ロンドンアイ、ロンドン塔など)
 午後からは、ベイカーストリートにてシャーロック・ホームズに
 ちなんだ名所巡り


【3日目】

 鉄道でウィンザーへ。ウィンザー城を眺めつつLEGOLANDへ。
 その後ロンドンへ戻りハードロックカフェ


【4日目】

 ポートベローマーケット
 リージェントストリート、カーナビーストリート散策


【5日目】

 テート・モダン
 ハロッズでショッピング
 キングスクロス駅
 夜のビッグ・ベン


【6日目】

 キングスロード散策(ワールズエンド)
 大英博物館
 夕方ヒースロー空港へむかい、7日目帰国。



1日目は夕方にロンドン到着。宿泊先のホテルのすぐ近くを通る
オックスフォードストリートを散策。



 



        

まぼろしの九州横断鉄道と高千穂鉄道廃線跡を歩く...

2010/08/31 10:08:48

今回の九州旅行のひとつの目的が高千穂へ行くこと。
たいていは高千穂峡や神社、天の岩戸神社などがメインなのだが
そこは鉄道マニアの私のこと、高千穂鉄道に興味関心が向いていた。
高千穂鉄道は本来延岡高千穂間50kmを運行していた第三セクター。
2005年9月6日の台風14号による増水で第一五ヶ瀬川橋梁、第二五ヶ瀬川橋梁が流失するなど
全線にわたって甚大な被害を受け、運行休止となった。宮崎県や沿線自治体が復旧費用の
負担に難色を示したため、高千穂鉄道としての復旧・運行再開を断念し、
全線廃止とすることが決定された。2007年9月6日に延岡 - 槇峰間が廃止、
翌2008年12月28日に高千穂 - 槇峰間も含む全線が廃止された。(wikiより)
レンタカーなどで旅行された人ならわかると思うが九州は観光客に対して
標識などの案内が不親切である。
もう少し、丁寧親切な案内標識があっても良いと思う。
この高千穂駅に行くにも二度ほどUターンを余儀なくされた。
カーナビはついているのだが、廃線跡を歩くには役に立たない。
まだ完全に廃線になってから2年足らず。
線路も駅舎もまだ現役に近い状態だった。
どうやら敷地内は観光施設に転用されているようであったが当日は休業。
軌道内に入って見回すと奥に取り残された車両が保存されていた。
鉄道ファンには人気の路線だったし、台風被害の前まではそれなりに営業できていただけに
この状態は残念と言うしか無い。
それにしても実に惜しい鉄道遺産である。

廃線といっても完全に人がいなくなったわけではないらしい。
駅舎には張り紙があり「本日休業」。
何かの営業をやっているらしい。
ネット検索してみると高千穂あまてらす鉄道というのにぶつかった。
http://www.torokko.jp/
どうやら、残った線路を使ってアトラクションをしている会社があるらしい。
最終的には路線の復旧が目的なのだろう。
心強い。

阿蘇高森から高千穂へ向かう。
快適な山岳道路を下って行くと目の前に蒸気機関車と電車が現れる。
ブレーキをかけてとりあえず駐車場に入る。
道の駅とある。
どうしてこんなところに機関車や電車、さらにトンネルがある。
ちょうど昼時だったので食事タイムを兼ねて散策する。
蒸気機関車は8620、通称ハチロクである。
大正時代の名機。
たしか最近阿蘇の方で復活運転をしたと聞いている。

電車は車内を改装して食堂として使われている。
これは明らかに廃線になった高千穂鉄道の最新型の車両のようだ。
内外装とも綺麗である。
敷地内にトンネルがあってお酒の貯蔵庫として使っているそうだ。
お酒がどうこうよりなぜこんな山の中に鉄道施設があるのか不思議だ。
廃線になった高千穂鉄道は延岡から高千穂まででこんなところは通っていないはず。
トンネルの掲示物を読んでようやくわかった。
日清戦争のあと軍部の思惑もあって九州横断鉄道の計画があったとのこと。
延岡から熊本まで、阿蘇高森まで現在南阿蘇鉄道が。
そして延岡から高千穂まで高千穂鉄道が。
その間の阿蘇の外輪山をくぐるルート23kmが戦後に工事が進むことになる。
ところが高森の大出水で工事が中断、その後国鉄の民営化等で工事はなくなってしまった。
取り残された施設が清算されてこのような道の駅になったとのこと。
80年代に横断鉄道断念、05年に台風で高千穂鉄道も廃線に。
なんとも鉄道マニアには悲しい土地である。

帰宅してからwikiを使って九州横断鉄道について調べてみた。
すると熊本県側は南阿蘇鉄道の高森とある。
そういえば高森でわけのわからない施設を見てきた。
「高森湧水トンネル公園」
どうして湧水なのにトンネルなのか。
現地では理解できなかったが帰宅して調べてようやくわかった。
九州横断鉄道の入り口だったわけだ。
異常出水のため工事が中断してそのまま廃止になってしまった。
それを逆手にとってトンネルそのものを水源として使っているそうだ。
南阿蘇鉄道の沿線にはところどころに湧水がある。
本当に自然の恵みの多いところである。

続 2010北海道 富良野~旭川(旭山動物園)~屈斜路~美幌...

2010/08/28 10:08:37

8/4-8/7 北海道をSONY α NEX-3 片手に旅しました。
函館→富良野→美瑛→層雲峡→屈斜路湖→美幌峠→苫小牧

熊本水俣を歩く...

2010/08/28 10:08:16

毎年、九州を旅するようになってた。
今年は熊本がスタート。
私が生まれる前からニュースになっていた水俣がスタート。
熊本空港から約100km。
結構、遠かった。
水俣病が問題になった頃は、とんでもない田舎だった。
そんな最果ての漁村でどうしてこんな甚大で悲惨な公害問題が起きたのか。
この目で確かめたかった。
熊本からレンタカーでひたすら南下する。
八代から高速道路は分岐してローカルな高速道路になる。
ところが例外にもれずこの最果ての片側一車線の高速道路も
(南九州西回り自動車道)高速無料化の対象ということで。
なんだか確信犯のような感じで。
何がかというと今回の無料化は無料というだけで料金所を通って
0円と表示されるのがポイント。
ところが無料化区間はほんの一区間だけ。
残りの芦北ICまでは料金所すら無い。
それどころか、最新地図には一般道扱い。
それどころか、レンタカーの古いカーナビには道路すら無い。
かなり最近できた道路、完成したときには無料化となんともチグハグ。
芦北からは一般道、適度な峠もあって確かに片側一車線でも
トンネルでつなぐ道路があったほうが移動は楽だな。
九州新幹線の新水俣駅を通って水俣市街地にはいる。
田舎町にしてはそこそこ賑やかである。
市街地を外れるくらいのところに水俣駅とチッソ工場の正門がある。
チッソの施設は市内に点在している。
昭和の古い工場…という建物がそこかしこにある。
駅を通りすぎて海側に進路をとる。
公園を左に見ながら目的地の「水俣病情報館」
HPでは入館無料。
私ら以外に客はいなかった。
市立とあるが綺麗な立派な建物。
ポイントは、展示はほとんど写真と文字のパネルである。
病気の資料館であるから仕方がない。
ここでのポイントは
水俣病の発生から原因究明まで丁寧に説明されている。
また、被害者の声が多く書かれている。
特に有機水銀が胎盤を通って胎児にまで発症させたというところは
丁寧に説明されていた。
ところが、どれだけ悲惨かを伝える割には、悲惨をしめす写真などが少ない。
また、加害者や原因がはっきりしているのにその辺の責任問題や
補償問題についてはほとんど触れられていない。
さらに、館内の一角にはチッソが高度成長時代を牽引したとか
チッソの製品が日本中で使われているといったチッソのCM。
企業城下町の水俣ならではである。
この資料館が市立というのとリンクしている。
資料館の隣に県立環境センター。
近隣の緑地やスポーツ施設と並んで箱物が点在する。
資料館を出たときには公害病ではなく天災のような錯覚を覚えた。
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話はそれるがチッソという会社は現在でも操業しているようだ。
あれだけの問題を起こして、あれだけの命を奪ったにもかかわらず
なぜか潰れていない。
資金や補償などのいきさつは知らないのだが、素人考えでは不思議だ。
展示にもチッソ社内のネコを使った実験で早期に原因が
わかっていたにも関わらず12年も対策を怠っていたとある。
なのに資料館にはチッソのCMまである。
企業城下町…の本当の意味がわからないと水俣病を理解したことにはならない。
綺麗な建物の眼下には美しい八代海(不知火海)が広がっていた。

安徽・黄山、世界自然遺産に遊ぶ...

2010/08/25 11:08:30

             旅さそう 月の光に 幾雲井

  1998年9月、黄山に始めて登ったとき、いつかは黄山で、李白のように月を愛でながら、酒を飲まねばとの思いを漠然と持ちながら下山した。今年は10月3日が中秋節と聞くや、あの時の思いが、改めて沸いてきた。そして中秋節の前日の10月2日早朝、上海に向かった。安徽省黄山市には、上海から一日一便あり、その20時50分上海発FM9265の飛行機の席をやっとのことで確保したのだが、約10時間あまりを、上海で時間をつぶすことになった。
  11時に上海に到着したので、空港からいつもの南京西路の梅龍鎮に向かい、少し早い昼食をゆっくりと取りながら、前から一度行きたいと思っていた、郊外の松江区にある映画村に行くことにした。1930年代の上海と、現在の上海を見ることの出来る撮影所兼テーマパークでもある。50元の入場料を支払い中に入り、しばらく歩くと、路面電車の軌道を見つけた。まずは懐かしき市内電車に乗り一巡し、今度は大馬路や夢の四馬路をぶらつき、外白渡を渡たり、石庫門里弄に入り、尖頂教会をバックに写真を撮ったり、公園をぶらついたり、街並みで実際に撮影しているところに出くわしたりしているうちに、1930年代の上海に、いつのまにか浸っていた。

   20時少し過ぎに浦東空港に再び戻ってきた。飛行機の出発は少し遅れたが、ほぼ定刻の21時50分に黄山屯渓空港に到着。ホテルには、事前に迎えを頼んでいたので、空港を出るや、愛想の良い中年の運転手が声を掛けてきた。今年の10月1日から8日までは、建国60周年の記念すべき国慶節の休暇であるため、観光地は何処も満員だという話しを聞いていた。以前来た時は、寂しい田舎町であり、老街も寂れ、老人の漕ぐ人力三輪車に乗り、人通りの少なかった街をのんびり見学した。ホテルまでの道のりは僅かではあるが、今では、至るところにネオンが輝き、ライトアップもあり、ビルが目立つほどの華やかな街並みになっているのには驚かされた。

  清代の繁華街、黄山市屯渓区の老街の入り口で下り、その脇にある5階建てのこじんまりとしたホテルに、小望月の夜、宿を求めた。その日は月が冴えていた。しかも明夜は十五夜である。『明日もこんなに晴れるのかな』と訊くと、『天気が変わりやすいのが、山のならい。しかし明夜も、お客様はきっと運の良いお方ですから、間違いなく晴れることでしょう』と,宿の女主人の愛想良き返事。

  旅の初日でもあるのか、些か昂ぶる心を抑えながら、部屋で黄酒を飲み、夜景を眺めているうちに、妙に外に出て月の光を見たくなってきた。ホテルの横を流れる川に架かる老大橋に出てみた。この時間になると、ネオンやライトアップの光が、むしろ邪魔に感じ、ただ月の光だけの明るさを眺めて見たくなるのだ。人工の灯かりは、今の中国では何処でも見られる光景である。何処にでもある代わり映えのしない街並みでも、寂れた町に、草臥れて住んでいた人々にとっては、何か富みをもたらす光にでも見えるのだろうか。貧しさの度合いは当然にあるのだろうが、経済的な満足感が優先する社会の流れにあっては、自然遺産の街も、自然の歩みだけの生き方では、やはり満足できない現実なのだろう。

         ひと思う 旅寝の床に 月の影(旧8月14日)

  翌日、中秋節は、宿の女主人の言葉どおり快晴である。朝は、黄山に登るどのロープウェーも込み合うので、まずは古い村を見に行きましょうと、昨夜の運転手の誘いに乗り、金木犀の香に包まれながら、八卦の村といわれる呈坎古鎮に向かった。安徽省は、あちらこちらに古くからの古鎮があり、特にここイ県は、徽州古村落と呼ばれ、古色古香といわれる中国民家古代建築の宝庫である。呈坎古鎮もそのひとつで、黒瓦に漆喰の白壁、その独特の風格と精巧な窓枠彫刻で有名な徽州建築物群が、砦の中のように建て込み、その中を迷路のような細い道が縦横に走っている。生活をしている村の見学は、私生活を公開するという些か生々しい現実とぶつかるのである。お昼近くになったので、運転手が薦める街道沿いのレストランで、地元の野菜や山菜等を使った昼食をとり、黄山大門近くの黄山バスターミナルに向かった。以前はロープウェーの麓駅までタクシーで行くことが出来たのだが、近年、相当手前にバスステーションを作り、そこから先は、専用のバスのみ走らせるようになっていた。
  黄山は、安徽省の南部に位置し、72の峰よりなり、蓮花峰、光明頂、天都峰の三大主峰を中心とした群峰の総称である。奇松、怪石、雲海、そして温泉(「冬雪」も含み、五絶とも言われる)が黄山の特徴と言われており、四季、天候、そして雲の変化に、一瞬ごとに山容が変わり,千姿百態を表し、生の水墨画そのものと言われる。

   午後は、バスもロープウェーも確かに空いていた。雲谷寺から一気に雲谷新索道で白鵞嶺駅まで登り、そこから石畳を踏んで、今日の宿泊地である、北海地区にある獅林大酒店に向かった。名月の当日なのか、山の上は人でごった返していた。やがて以前泊まったことのある北海賓館が見えてきたが、その前の広場はテント村になっていた。実は国慶節休暇の影響で、山の上の物価は2倍強、普通ならば500元以下のホテルも、この日は1200元に跳ね上がっていた。若者たちはこのテント村で宿泊するのだ。

  夕食前に、日の入りの茜色に染まる霞を見に行こうと、近くの峰まで出かけた。途中、黄山十銘松の一つである団結松があり、下は1本だが、上は4本に別れているが、お互いにしっかりと抱き合っているような松である。しかし、行き先の道を近くの人に尋ねたら、今からでは晩霞(夕焼け)には間に合わないと言われ、諦めてホテルに戻った。夕食後、月を見るため、再び外に出たのだが、隣の北海賓館前に広がるテント村では大勢の若者たちが騒いでいた。国旗を振る人の周りに集まり、国歌を合唱したり、歓声を上げながら、列を作り練り歩き、とても月を愛でる雰囲気ではない。仕方が無く、月を見るために、静かで、見晴らしの良い場所へ山道を少し登って行った。やがて樹々の切れる辺りに、嬉しとや待つ人ごとに思うらむ山の端出づる秋の夜の月、と西行が見た情景のような、月見る人の静かな群れに出くわした。

         名月や 闇より出づる 嶺の影(旧8月15日)

  山の朝は早い。午前5時少し前に起床、ホテルの裏手にある清涼台に向かった。闇の中を、懐中電灯で照らしながら歩き始めたが、既に上り坂は,厚手の防寒衣を着た人で満ちていた。見晴らしの良い場所は人々で溢れ、居場所を見つけるために更に上に向かった。押し合いながらも、やがて比較的見晴らしの良い場所を確保した。この日の日の出は5時58分、震えながら待つこと30分。ほのかな赤みに山影が浮き立ち、手前の松の枝も,墨絵のように浮かび上がってくる。喚声が上がる中、一筋のご来光が闇を走る。

  朝の食堂は、早くも込み合っていたが、粥中心の朝食であるので、食べるのも早く、流れ作業のように処理されていった。今日は、雲海が素晴らしいといわれている排雲亭にまず向かい、そこから気象台がある光明頂を目指し、天海にある今日の宿泊先である白雲賓館に向かう。距離は6キロぐらいだが、道中はアップダウンが激しいと聞いていた。
  テント村も、既に旅立ったのか、未だ疲れて寝ているのか、静まりかえっていた。その脇を通り、上り坂をゆっくりと登り始めた。黄山の山道は、石畳と石段であり、地道の山道を歩くことを考えれば、比較的歩き易い。しかし階段は一段あたりの高さが日本とは異なり、やや低く、その幅も僕の大足がはみ出るほどの大きさしかなく、とても躓き易いのである。アップダウンを繰り返しながら、やがて山道は2つに分かれ、右への上り坂を行くと、太平ロープウェーの乗り場にたどり着くが、僕はまっすぐの道をとり、雲海の見所のひとつである排雲亭に向かった。排雲亭は新しく開発された西海への入り口であり、そこから西海一帯を見下ろすことが出来る。肝心の雲海はと眺めれば、遥かに雲の細くたなびく景色であった。地元の人に聞くと、雲海は、晩秋から冬にかけてが素晴らしいようだ。しばらく休憩してから、光明頂に向かった。このコースは今日一番の難所、アップダウンの更に激しいコースである。息を切らして坂を登るや、絶壁が見える山際で暫し休憩、眩暈をするような恐怖を一瞬感じながら、その絶壁を覗き込む。そして今度は膝を庇いながらゆっくりと石段を下り、辺りの木陰で休憩。こうしたアップダウンを2,3度繰り返し、やっと登りつめた所からは、前が開け、はるか先にテレビ局の大きなアンテナと、その右手には気象台のアンテナ群が山の頂上に見える。光明頂である。ここからは平坦な道が、右に大きく弧を描き走っているが、その先の小山の頂に、突き出た細長い岩が見えるが、これが天から飛んできたという飛来石である。その飛来石の脇を通り、再び上り坂を登りきったところが、気象台のある光明頂である。ここで、少し休憩してから、南への下り坂を歩き、その日の宿泊先である白雲賓館に到着した。朝早かったので、チェックイン後、昼寝することとした。午後4時半ごろに昨日見逃した夕焼けを見るために、ホテルから南に向かい、架空の大亀の形をした岩山の鰲魚峰に向かった。風が強いところであるが、この峰から西は、低い山が連なり、遥か西の彼方へと広がっており、太陽は、まだ西の空にあった。しかし、既に写真を撮るために、見晴らしの良い場所には三脚が並んでいたが、その間に紛れ込み、晩霞(夕焼け)の時間を待つことにした。空は次第に茜色となり、それも段々暗くなってくると、あたりの景色も次第に狭くなり、その上寒さも手伝ってか、待つ間の、夕暮れの寂しさは言いようもないのである。太陽が山際にかかる頃になると、気がつかぬうちに、背後には大勢の人がいる。そして太陽が山影に完全に隠れるまでの8分余の晩霞を、息を殺して眺めていた。やがて、西の空は、茜色の輪郭を残し、闇に消えていくのである。ホテルに戻ろうと振り返り、東の空を眺めると、そこには、未だ白いままの十六夜の月が浮かんでいた。黄山は怪石の集まりであるので、日の入りの後に残された峰の影は、面白い弧のシュリエットを描くのである。

      十六夜や おもしろおかし 峰の上(旧8月16日)

  翌朝も早起きである。朝食をしっかりと取り、今回の旅行最大の目的地である西海大峡谷の一周に、午前6時半ホテルを出発した。まずは、昨日の最難関コースを逆戻りし、排雲亭に向かい、西海大峡谷入り口から西海に入った。まったく道無きところに、岩山の谷側に狭い桟道を造り、トンネルを掘り、道をつけ、岩を削り、階段をつける等の大工事だったようだ。最初は、些か浮かれながら写真を撮ったり、谷をのぞいたり、崖を見上げたりしていた。しかし見上げる景色が次第に増えてくるころには、峡谷の谷底を歩いていたのである。そしてその先には、上り階段が遥かに続くのである。上りは息が切れるが、下りは膝に負担が掛かり、膝が笑い始めるころには、階段を普通に下りることが出来なくなり、一段一段確認しながら下りる始末。一旦西海に入れば、突き抜けるか、来た道を戻るしかないと聞いていたが、ここまで来れば突き抜けるより仕方が無いと、極めて無様な格好で歩き続けた。幸いに、この先は、どちらかというと上り坂が多く、膝への負担は少しは軽くなるので、休憩を取りながら、次第に上へ上へと登ってきた。歩仙橋の表示を見たときは正直ほっとした。そしてここからホテルがある天海までは比較的なだらかである。午後1時少し前にホテルに戻ってきた。軽い昼食を取り、少し休憩後、下山し始めた。昨日晩霞を見た鰲魚峰と鰲魚洞を通り、玉塀ロープウェー乗り場に向かうが、狭い通路の鰲魚洞で渋滞となり、長い列が出来ていた。その後百歩雲梯の階段も渋滞し、蓮花亭辺りから、ロープウェーの乗り場までは、長い列が出来、遅々として列は前に動かない。結局午後6時近くになってやっとロープウェーに乗ることが出き、慈光閣駅に降りてきたが、辺りは既に暗くなっていた。

  麓の温泉の町湯口のホテルまでバスで行き、来る時に乗ったタクシーの運転手が湯口のホテルで、約束どおり待っていてくれたので、乗り換え、空港に向かった。一日一便の上海便は、来る時に乗ってきた上海からの飛行機の帰り便にあたり、それで上海に戻ることになっていたのだが、飛行機は遅れ、結局上海には、翌日になって到着、南京路近くのホテルには、午前1時過ぎにチェックインすることになった。翌日は昼までホテルで寝ていたのだが、起き上がると体のあちこちが痛み、結局、終日ホテルで過ごすことにした。夜ホテルの窓から、南京東路を見ると、相変わらず人で溢れているのだ。ふと中空を見ると、ビルの谷間に見え隠れしている立待の月が、摩天楼に遮られ、オロオロと彷徨っているようにも見えるのだった。

    立待や 居場所無きまま 魔都にあり(旧8月17日)

                          (完)

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現在の価格
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